夫が亡くなって4か月。やつと現実の風景が見られるようになつたと、感じます。ただただ平常心で、夫のことはそのままに、以前のようにあれこれ動き、書き、話しています。
そんな日々の中、やはり料理を運んでくれていた友人のすごさ、頭が下がりますね。月命日にはおはぎが届きました。
夫が亡くなって間もなくの時このとでした。どうしても受け入れられない私は夫の姿を求めて、実物大の人形みたいなのが欲しいと切に思い、彼女に話したところ、子ども劇場の知り合いなどあれこれ考えてくれ、「作る人はいると思うけど、TVで3dで本物そっくりの銅像のようなもの、作っていたよ。それはどう?」とスマホをいじって検索。
その方が本物に近いと飛びついた私。即、彼女が調べてくれた会社に電話。ぜひ訪ねて行きたいと思ったところ大阪。遠すぎる。それからまた悶々と過ごす日々。
その間も、寂しくてしかたがない私が、「何か家の中で動くものが欲しい。何か飼いたい」と言ってたのを覚えてて、メダカを持ってきてくれました。水槽から餌、水草、石などあれこれ持参。それからは「メダカ元気にしてる?」と、日課のように訪ねて来てくれます。
メダカが死んでしまうと、自分の池からまた持ってきてくれるのです。
今思えば手がいる大きな動物だと、私の性格上、とても飼えなかったとほつとしてるのです。
やはり日薬もありますね。
彼の写真を少し大きく焼いてもらおうと思うようになり、今、リビングには仕事中の姿などいろんな姿の写真が、飾られています。それで充分な気持ちになつてる私。
彼女もいい写真だと言ってくれました。どうして人形なんて思つたんだろうなあ。
その時、彼女を思いましたね。その瞬間瞬間に思いこんでいる私を否定せず、とことん寄り添って同じ気持ちでいてくれたのだと。
とても私にはできません。