好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

戦時下に今放り込まれたらー。

東京芸術座の公演「終わりに見た街」を見ました。原作は山田太一。現代に住む一家が、ある日突然戦争ただ中の昭和19年にタイムスリップしてしまいます。周りはがんじがらめに統制された社会。何とかこなしていくものの、まもなく東京大空襲の日。悲惨な爆撃があることを、どうやってしらせたらいいか、一家は悩みつつもチラシや口づたえしていく。が、非国民と、執拗に憲兵や市民に追いかけられるのです。今、自分が戦時のさなかに放り込まれたらどうするか。どう生きていくのか。今起こっているきな臭い動き。とても人ごとではすまない日々だけに、ぞくっとします。

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