好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ドイツの脱原発の底流にあったもの

私の編集する「ウィメンズ・ステージ」の読者の企画した映画会に出ました。 ドイツ映画「見えない雲」。原作はチェルノブイリ原発事故の翌年の一九八六年に発売された児童小説。著者は小学校教師だったグードセルン・パウゼヴァングさん、当時四二歳。原発事…

戦争はまだ終わっていない

戦争責任を棚上げにしたままの政府ですが、戦争とがっぷり関わる女性たちのいさぎよいこと。 踊りの師匠・Mさん(六八歳)は、一九八六年、韓国慶州のナザレ園を訪ねて以来公演をやめ、ナザレ園協力会を立ち上げ、その活動を中心とする暮らしに切り替えました…

おそろし~い「未来」

フリースペースで行なう「女性作家で楽しむ読書室」の一月は、直木賞篠田節子を取り上げました。紹介するのは元司書のAさん。 一九九七年NHKでドラマ化された『女たちのジハード』は、男女雇用均等法ができたときで、男性優位の社会で模索する女性たちを描写…