好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

人の言葉に迷わないで

心のメンテナンスの方のインタビューでロバを売りに行く夫婦の話を、聞いた。 奥さんをロバの背に乗せて市場に向って歩いていたら、「女がいばってる」と陰口。 旦那さんがロバに乗ったら「奥さんを歩かせるなんて、男尊女卑よね」と言われた。 夫婦ともロバ…

高村薫で読書室

10月の「女性作家で読む読書室」は高村薫。時事的なものやサスペンスが多いのですが、今回はある女性が息子に出した100通もの手紙を駆使した『晴子・情歌』を主に取り上げました。 主人公が生まれた時代は戦争ただ中。5・15事件等不穏な空気のころで、ひとり…

楽しいひとときは友と

写真は泊まった旅館の図書室。先日、スペース「すてーじ・刻」のスタッフみんなと小さな旅に。泊まったのは歴史のある古い旅館。木をふんだんに使ったとてもなごむところ。静かで驚くほど。朝まず向かったのはハーブ園。木々の優しいこと。ゆっくり散策し、…

モノによくぶつかるようになった

モノを書くときに悩むのがが表現力のなさ。どうするか。ちゃんとしたプロの作品に学ぶべしと話します。学ぶ相手のプロとは、専門を持っている方の作品がおすすめ。画家、建築家、医師、料理人。いちもつ持つ人の見方は、ドキッとするほど深みがあるのです。 …

色を慈しむということ

「色という言葉はエロからきてるんじゃない?」と驚くことを言うのは染色家Aさん(68)。人はもともと色欲があっていろんな色が欲しくなるんですって。 昔、色は七色くらいしかなかったのに、今は化学染めで膨大な色に。でも皮膚によくないものもあるようで要…

人やモノに追いかけられないで

今日は二胡の練習日。もう何年も経つけれど、人さまに聴かせるなんてとんでもない。生活の一部に音楽がほしかっただけで始めたもの。いつもやってることと、違う場面を持ちたいから。うまくなろうとは思わない。なんで二胡?軽いから。このごろは服もカバン…

音楽療法士って知ってる?

ある集いで知った音楽療法士。脳梗塞で、寝たきり、顔の皮膚のこわばりあり、失語状態の方に寄り添い、5年かかつたものの、感情が表に出てきたという。音楽は大脳の深部に直接届くらしい。よく寝たきりでも耳は聞こえてるからと、ラジオやレコードを流しっぱ…