好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

2023-01-01から1年間の記事一覧

数十年続く友人たちと集う

同じ職場で働き、私が退職する前には2人の友人はそれぞれ他の道へ。それでも連絡を取り合い、毎年近況報告がてら会ってきました。 食事したり、絵を習ったり、旅も。その間、友人のひとりと私が連れ合いを亡くし、ひとりが重い病に。たがいに気遣うことしか…

エッセイ塾で望年会

12月19日.我が家で一品持ち寄りの望年会。この1年、書き続けてきた生徒さん。ひとりが出版。全員の作品を各自で文集に仕上げることもできました。 ワインやお酒も持ち寄り、「よくぞ、書き続けた」と励まし合いました。書くことは簡単そうですが、切磋琢磨す…

エッセイ塾で酒造会社の蔵へ

エッセイ塾では年1、2回.外へ。 11月26日は東京福生市の石川酒造へ。160年続く酒屋で、建物は国の登録有形文化財に指定。大きなけやきや木々が並びます。 今回はここのエッセイ塾。蔵で生徒さんたち手作りの文集が展示されることもあり、見学をかねて訪ねま…

今月はよく動きました

習っている二胡の発表会で舞台に乗りました。夫がいたときは、ずつと練習場所までの送り迎え。練習日の前日に音をだしていると、「あした、練習あるんだね」とひとこと。そう。その日くらいしか弾かないため、上手くなるはずはない。なのに苦言もしなかった…

奥多摩へ

山梨県小菅村からエッセイ塾に来ている生徒さんのお誘いで先日奥多摩の紅葉を堪能。 すつかり寒さの中の小菅村でしたが、そのおかげか、紅葉の艶やかなこと。ハッキリと赤かつたり、やさしさが香る黄色だつたり、陽の当たるところはまだ薄い緑で、徐々に色付…

10月の「女性作家で楽しむ読書室」は樋口一葉です

10月28日に開催。13人も参加。嬉しい悲鳴でした。司書の重村さんはこの日のために一葉関係の本7冊読破。 冒頭話したのは、「一葉といえば貧しく苦労ばかりの人生と思われがちだけれど、生い立ちは違うし、そこで培われた生き方が貫かれている」と強調しまし…

これからの人生を快適に過ごすために必要なこと。

夫を亡くし、ひとり暮らし。 子どもたちはいろいろ気を配って訪ねてくれるし、心から案じてくれる友人もいるし、ときどきランチしたり、旅もする。仕事もある。 ただ何か大変なことは、急に襲ってくる。先日夜中に苦しくなり、吐いてしまつた。いざとなれば…

講談「はだしのゲン」を聴きに。

10月22日.エッセイ塾の生徒さんたちと、以前インタビューしたことのある講談師神田香織さんの講談「はだしのゲン」を聴きに行きました。 漫画「はだしのゲン」は広島市の平和教材から外され、問題になつています。描写が過激といいますが、これが事実なのに…

ゆっくりの旅へ

スペース「すてーじ・刻」では時々、スタッフ皆で、それぞれが行きたいところを探し、楽しむことにしています。いろんな取り組みをしますが、自分たちも楽しみ、交流するのが目的。 コロナ禍でずっと行けはかつたので9月、久しぶりに実施。箱根へ。 仙石高原…

中村哲医師の映画、インタビューなど

■映画「荒野に希望の灯をともす」(2022年/90分)2019年12月兇弾に倒れた中村哲医師のアフガニスタン・パキスタンでの活動を記録したドキュメンタリー劇場版。谷津賢二監督のお話(20分)もあり。 日時:9/21(木)3回上映①13:30-、②16:00-、③18:30-場所:なかのZERO小…

突然、愛する人がいなくなるということ

韓国ドラマ「冬ソナ」が好きで、今再放送されているのをなんとなく観ていると、そうだ。主人公の恋人も突然交通事故でいなくなってしまったんだと知った。 連れ合いを突然亡くす方は多い。悲惨な事故、災害。心中いかばかりかとー。そんなことに思いをはせて…

文化の幼児化の怖さ

8月のエッセイ塾 佐伯京大名誉教授の論文「育成の衰弱は文化の喪失」(東京新聞8月1日付け)について交流 ジャニーズ事務所の元社長によるタレント志望の少年たちへの性的加害について論じています。 問題の背後には、わが国の文化の最前線があまりに幼くなっ…

スタッフ皆で旅行

スペース「すてーじ.刻」では、いろんな取り組みをすると同時に、スタッフの交流を大事にしています。まずは自分たちこそ楽しむべしと。 9月は箱根へ。ゆっくり散策し、おしゃべりをします。もう観光はいいかなと。ある人は夫が手術、入院の繰り返し、ある人…

7月のエッセイ塾は、言葉について

わからない言葉は徹底的に調べたい。暑い日々。昼間も体がしんどいことが多くなりました。つい、うつらうつら。 ではうつらうつらとうとうとの違いつてなに? うとうとー半分眠ってる状態。覚めているような気はするけれど、でも気持ちいい。 うつらうつらー…

嬉しいメール

昨年亡くなった夫とずつと一緒に生きていたくて、新しく立ち上げたHP。その中に夫のページを作り、夫の友人たちが思い出を投稿してくれています。 思い出したときにその都度投稿してくれる方から昨日3回目が届きました。大学のときの野球の試合こととでした…

女性作家で楽しむ読書室は、田村俊子を取り上げました

7月22日開きました。 戦下の中で生きるとはどういうことだろう。現実にロシアのウクライナへの侵攻、世界で紛争が火を吐く。改めて制約の多い中、自分を通して書き続けた女性作家に思いをはせました。 日露戦争、第一次大戦、満州事変など戦争の中の生涯で、…

押しピンと画鋲はどう違う?

今日は恒例のエッセイ塾。仕事でお休みの生徒さんからは原稿が届き、皆でその視点に驚き、楽しみました。 原稿の中身は次の通り。仕事中、何かを貼るときに「押しピンある?」と同僚に尋ねたら「押しピンてなに?、画鋲のこと?」との反応。 押しピンて言わ…

ガン末期の方から電話

ビックリしました。先日、「あした転機になあれ」の本を送った大阪の女性の方から今電話がありました。「元気に笑いながら生きていこうと思った。ほんとにありがとう」と。 ガンの末期でペンを握れないとのことで、電話を下さいました。これからの不安で押し…

7月22日の「女性作家で楽しむ読書室」は作家田村俊子

前回に続き、2回目。「バンクーバーの愛」を中心に取り上げます。 女性が社会的になる認められない時代に、自分の感性で率直に表現。抑圧された女性たちの叫びを表に出し、共感を得ました。 14時から16時。どなたでも参加できます。おいでください。

いつか書けるようになるかな

ここのところ、これからも書き続けて欲しいと、メールやら電話をもらってる。実は、夫が最後に出版してくれた私の著書「あした転機になあれ」の注文がまた殺到し始め、とうとう私の手元の1冊になってしまった。 もうありませんと言いたいものの、ある男性か…

お届けもの

いつもあまりモノだと言って、いろんな野菜を届けてくれる方が今昨日は雨の中たくさん。春菊、ネギ、茎ワカメ、大根、ピーマン、しいたけ、人参をそれぞれ人束、一枚、ひとかけ。さらにニンニクの味噌漬けなんものも。これは美味なり。 今日の夕方は、また近…

二胡を習っています

生活の中に楽器がほしくて、若い時からあれこれチャレンジ。結局一番軽い二胡に落ち着ぎました。でも練習日の前日くらいしか練習しないので、いつも夫から「明日、二胡なんだね」とやんわり言われていました。15年前、夫が倒れてからやめていたのですが、…

読者からのおすすめー先週のETV「100分de名著・ショック・ドクトリン」(2007年/ナオミ・クライン著)紹介・堤未果氏

堤氏は私も一度インタビューしました。 第2回は6/12夜 新自由主義の旗手ミルトン・フリードマン(1912-2006年)による経済的ショック療法といわれる最初の社会実験がチリで行われたとのこと。 1970年選挙で誕生したアジェンデ政権が、鉱山の国有化や社会保障の…

命の尊さ訴える番組紹介

6月10日(土) 23:00~00:00 NHK Eテレ ETV特集 ミッドウェー海戦 3418人の命を悼む 第一部「命の重さ」 「私が突き止めたかったのは“命の重さ”だった」。40年前、日本とアメリカで大規模な調査を行い、太平洋戦争のミッドウェー海戦で命を落とした3418人の詳細…

私の著書を、娘さんの誕生日プレゼントに

『あした転機になあれ』が、「女性のひろば」という雑誌に本が紹介され、電話が続々。なかでも男性が多かったのでビックリ。娘さんのプレゼントとして購入してくださつた方からは綺麗に包んで欲しいとの依頼。押入れに山と溜め込んだ包み紙やが、初めて役だ…

「脳のおそうじスープ」 とつても簡単。作りました

年齢を重ねると、当然のように体のあちこちにあれれと異変あり。長年使ってきたのですから当然なのですが、では手をかけ、できることを少しやろうと作ってみました。 ヒントや作り方は、いずれも友達から。有難い!嬉しいことにとても簡単。 ⚪︎「脳のおそう…

私の著『あした転機になあれ』の書評が雑誌「女性のひろば」6月号に掲載されました

「女性のひろば」の6月号は4月末発行されています。1べージ使って紹介してくれました。 また沖縄県石垣市の女性は、読書会でこの本を取り上げてくれ、1作ずつ読み進めているそうです。先日は中村メイ子さんを書いたところをやつたとか。戦中の頃をインタ…

ビスケット?

エッセイ塾の生徒さんから、評論家の樋口恵子さんの、こんな言葉を聞きました。 ビスケットの「ビ」は、「微」。スケットとは「助っ人」。ちょっと助けてくれる人。こんな人がまわりにいて、また自分もそうなれると、いいよね。

4月22日の「女性作家だ楽しむ読書室」は作家・田村俊子を取り上げました

戦中の女性作家を見ていると、必ず出てくる作家ですが、なかなか手にとる機会のない田村俊子。幸田露伴に師事、26歳のときに『あきらめ』でデビュー。青鞜社の創刊号に『生血』を発表するなど多くの作品がある中で『女作者』『木乃伊の口紅』などを取り上げ…

4月のエッセイ塾は散策と会食

コロナ禍でなかなか外歩きがたのしめなかつたこともあり、4月18日のエッセイ塾は、東村山の八国山散策へ。 トトロの山とも言われるなだらかな山。青々とした木々の中を歩き、ウグイスの鳴き声に耳を澄ましました。キンラン、ギンランという珍しい花を見つけ…