好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

2020-01-01から1年間の記事一覧

たくさんのあったかい思い、ありがとう

「ウィメンズ.ステージ」は増刷となりました。すごい反響でした。 毎日、手紙や果物、お菓子など届け物があります。いろいろ苦労して選んでくださって嬉しい!先日はバラのチョコ。さらに自分でその場で作る最中など。ふだんたべないような貴重なモノで、珍…

自分史を書く

84歳の方が人生をまとめたいとのことで、2時間半かけてお宅へ。ひとり暮らし。親は北海道の開拓民。産後の肥立ちが悪く母は寝たきり。父は母を介護しつつ働き詰めで彼女が7歳の時に亡くなり、母も追うように亡くなります。残されたのは彼女の上に4人の子…

エッセイ塾ー時代を書くということ

12月のエッセイ塾は、1年を振り返っての思いを出し合う望年会。コロナ禍なので、豪華なモノは無しですが、思いをドンドン出し合いました。 この時代、原発事故、止まない大災害、コロナなどなど、あまりにすごいことがあり過ぎ、翻弄されるような事件、事故…

お花が届きました

鎌倉の読者の方からお花がとどきました。えっ、母の日?なんて思ってしまつた私。彼女は創刊以来の読者の方。大病しながら、いろんなことに挑戦。被災地にもご一緒しました。 ウィメンズ・ステージの最終号がでてから、あたたかい贈り物がとどきます。 長い…

ジョン.レノンの歌を

40年前の今日は、ジョン.レノンが凶弾に倒れた日です。彼の「ハッピークリスマス」。戦争はやめてと歌うこの戦争は、発売当時起こっていたベトナム戦争のこと。恐怖のない世界とは平和な世界。今こそ聴きたいですね。

変化や速さ、恐れないで

10年近く続けたある新聞に掲載のエッセイの最終回がやっときました。こんなに長いコラムもないので、途中で何回も悩んでしまいました。新聞社の都合もあるのに、受け入れていただき申し訳ない限り。 なんでも閉め方ってあきらめも抱えているようです。まだや…

ひとりひとりにお手紙を書いてます

読者の皆様、「ウィメンズ・ステージ」50号が出たというのにまだ届かないと思ってらっしゃる方、ごめんなさい。おひとりずつお手紙書いて同封してます。 これまでのお付き合いのことや、集いに来ていただいた方、遠くから訪ねてきて下さった方、泊まりこんで…

「ウィメンズ・ステージ」50号記念特別号が出来ました。

最終号です。創刊以来25年。創刊以来の読者の方も多く、支えてもらいました。感謝! 「バックに入れて持ち歩いている方もいて、有り難いかぎり。「辞めないで」「寂しい」との声がどんどんとどいて、う〜ん。これ以降、年1冊のペースで3冊出版の予定。ちょっ…

作家宮部みゆきを取り上げました

「女性作家で楽しむ読書室」では宮部みゆきを取り上げましたが、まあいろんなジャンルがあり、それも人物設定が「難解」。よくそんなにさまざまな人物が描けると驚きました。面白いのはそのときの社会の動き、変化に素早く対応した人物設定や展開になつてい…

再度、東京新聞社会部の望月いそ子記者にインタビューしたこと。続きです。

小柄な体から立て板に水のごとく言葉が返ってきます。まずは米誌「タイム」が「世界で最も影響力のある100人」にテニスの大坂なおみ選手と、自らの性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さんを選んだことを喜び合いました。 実はNHKの国際部のデ…

落合恵子さんにインタビューしました

二十五年ぶり。クレヨンハウスで会いました。ますはコロナ禍の話。 「社会的距離をとれと言うけど今までの社会だってうまくいかなかったときは社会的距離をとってきたはず。ディスタンスは一定の距離をとる人間関係もあるけれど、強引にとらされるものと問い…

東京新聞の望月いそ子記者をインタビュー

昨日インタビューしました。小柄でパワー全開って感じ。素敵な方でした。官邸で菅首相に、ごく当たり前の質問をして、事実誤認のことを言うななど中傷され、手を挙げてもあててもらえないというひどい待遇を受けている望月さん、バッシングを受けても問いた…

落合恵子さんにインタビューします

安倍政治が引き継がれる怒りいっぱいの今、今月、東京新聞の望月いそ子さんにインタビューしますが、落合恵子さんにもインタビューできることになりました。今の政権への怒り、声を上げる大切さがたっぷり聞けそう。テニスの大坂選手しかり。声を上げてこそ…

コロナの中での、芝居

「芸術は人の心を温かくするもの、今こそ大切なはず」と話すのはひとり芝居のAさん(73)。コロナの影響に悩んでいます。 いつも公演していた施設では、160人の客席に30人、舞台に上がるのは10人との制約。別の施設は200人の客席に3分の2。「とても採算が合わ…

80代の今も「進化中」

80代のAさんの仕事はトータルコーディネートファッション。惹かれるのは、研究熱心なところです。 服飾専門学校に入ったのが25歳。請われて教師として残った理由は、「他の人と違って個性が強い」ところ。それだけに反発も強く40歳直前に独立。働く女性が社…

樋口一葉についてインタビュー

新型コロナウイルスの感染が再拡大しているにも関わらず、旅行しろ、金を使えと尻をたたく政府。自治体は「来ないでよ、自粛して」と警告しているのに国は旗振りを依然やめようとしない。結局、私たちに自己責任で勝手にどうぞということらしい。 暮らしが成…

夏のおすすめの映画

参加する講座からの紹介です。 ■7/31(金)17:00~17:45 NHK BS1 世界のドキュメンタリー 「命をつなぐ動物園」 ■7/31(金)00:00 ~ 00:25 NHK BS1 中国地方推し ラウンドちゅうごく 「語りだす被爆建物」 ■7/31(金)00:25 ~ 00:50 NHK BS1 中国地方推し …

読書室、久しぶりに開きました

「女性作家で楽しむ読書室」を25日数ヶ月振りに開きました、取り上げたのは川上未映子。「夏物語」を中心に。 さまざまな生い立ち、生き方の若者が登場。書き分けが見事。 でも文がなかなか難解で、私たち世代には、??が多かつたものの、読後感は、ゾツと…

みんなココロに一粒の種を持つ

平凡な一日/いつもと同じことをして/いつもと同じように過ごす/でも、この「いつも」が幸せの原点/同じことしかできないのではなく/同じことができる幸せ/ありがたい 絵ことば作家・Tさんの作品です。コロナ禍の今にズシンときます。 キャラクターは「…

なければ作ってみる

「女性による女性のための写真学校」を開校したAさん曰く、「女性はこうあるべきという概念を崩す」視点で撮ってほしいと話します。60代です。 今や、スマホで簡単に撮れるものの、抗してフィルムカメラ。フィルムで撮る写真の美しさを知ってほしいと力を込…

4か月ぶりのエッセイ塾

宿題は「コロナ禍の「今」 エッセイとは、この時代に生きる自分を描くことです。 コロナ禍でどう日々を過ごし、何を感じているか、作品にする試みに挑戦しています。 同じ時代にいても表現はさまざま。なかなか書けないと言わず、それを学ぶことも大切。 次…

コメントありがとう

コメントを下さった方、本当にありがとう。嬉しかった。なかなかうまく返信できず、いまだもってブログのやり方にオロオロしております。でもお付き合いくださいね。 昨日、やっと1か月かかって読者の方全員に雑誌を発送しました。何せ全員にお手紙を書いて…

置き忘れていた優しい感覚

もうすぐ本誌も閉じるとなると、これまで取材した方たちのことが次々浮かんできますが、いずれも新しいことを学ばされた気がします。 「女性による女性のための写真学校」を開校したのが京都のAさん。欲しいものがなければ自分で作るのだと言って。「女性は…

読者のひとことに支えられて

25年続けている女性誌「ウィメンズ.ステージ」49号を発送中。ほぼ全員にお手紙を書いて入れるため、雑誌ができてからもう3週間ですが、まだまだ終わりません。どんなに人数が多くても、名前を、見たとたん、思いだすのだから、我ながらすごい!モノ忘れの達…

3カ月ぶりにエッセイ塾開きました

ひとりで書くなんて、やっぱり至難の技。休み中に出した宿題が送られてきたのは数人でした。たぶん私でも書けなかつたかも。書いた方に感謝。 今号と来月の宿題は、コロナ禍の日々としました。今私たちが生きている時代は、稀有な時と言えそう。大震災、リー…

「私の新しいアルバム」づくり

私の主宰する雑誌への投稿から紹介します。この状況下、どんな日々を送っていますか、こんなアイデアがあるんですね。 A子さんはコロナ禍で時間ができたので断捨離を進めるいいチャンスととらえ、のんびりと始めています。 いろいろ引き出しを整理していて出…

「ウィメンズ.ステージ」49号が出来ました

力が入って、大抵70ページ台ですが、84ページに。コロナ禍のまつただ中に加えて、夫が脳梗塞で入院。 夫はなぜか雑誌の編集最終盤に倒れるみたいですね。これで3度目だもの。いずれも入院だったので、その間編集は終わらせて遅れなし。すごい!と、自分に。…

脅迫性障がいの息子さんと

コロナ禍の中、日々のなにげない暮らしの大切さを実感した方も多いと思いますが、そのことを改めて教えてくれたのが、脅迫障がいの息子さんを持つ女性でした。編集中の雑誌に掲載した記事より紹介します。 ・手洗い、入浴にひどく時間がかかる・戸締まり、ガス…

柿の葉のお茶届く

友人より自作の柿の葉で作ったお茶が届きました。 自粛生活の中で、みんないろんなことしてるんですねえ。封筒には川柳も。こんなこともしてたのね。「女子会は 映画とランチ カフェはしご」そうだったねえ。今や懐かしい。「休校の 孫に駄菓子の山 送る」分…

夫の入院

どうも様子がおかしい。顔付きが違う。 連休直前のこと。詳細にメモをとって医師へ。脳梗塞でした。昨日入院に、 コロナ渦中で、今、入院すると、コロナ扱いで、すぐあの検査。陰性でしたが2週間の入院は必要とのこと。後に少し短縮されましたが。 夫はマヒ…