目黒区にある、和の洒落た建物・大塚文庫をまるまる借り切ってのイベントに行きました。装芸画の船田春光さんの招待。
この絵は布を貼り付ける技法。源氏物語などの各場面が鮮やかに蘇ります。細部まで様々な布を駆使して目の前に、物語の人々があらわれるよう。
まずは茶席で江戸時代の茶器でお茶をいただく。お菓子は明の時代の器に乗せられてでてきた。そして作品鑑賞へ。
上を下へと見てまわり、コーヒーで一服。画家、オペラ歌手、バイオリニストなどが駆けつけていましたが、ほとんどが手伝いを兼ねて。
コントラバスの男性が飲み物係のようで、コーヒーを勧めてくれました。部屋は全面ガラス張り。ゆったり過ごせて、いい一日に。
それにしても、部屋に飾られた話の見事なこと。コントラバスの男性が活けたものでした。
イベントは2年ごと。全て船田さんの地腹。この日のために、2年頑張るのだとか。本物をマジかに見てほしいとの思いがありました。