好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

読書室を開き、式子内親王をとりあげました

もう13年近く続いている「女性作家で楽しむ読書室」。1月25日は百人一首の女性歌人式子内親王です。後白河天皇の皇女。京都の賀茂神社の祭祀に仕えました。平安末期は戦乱が続き、身辺にさまざまなことが起こり、陥れられたりしていたため、か弱くただ翻弄されたかに見えていたのですが、最近の本では違う見方がされています。

理屈で考え、納得できないことはしない、身分で相手をみるのではなく、例え身分が低くとも、歌を率直に贈る潔さがあったとか。歴史が当時のある人の意図によって全く違ってくる驚きがありました。

なんでも鵜呑みにせず、自分の感性を大事にして、学ぶ大切さを実感しました。