音楽プロデューサーのしおみさんを取材。広い公園のそばに建つ古い民家を改装したスペースでした。
お連れ合いは演奏家。海外で活躍しつつ、いい縁を大事に、自分が今出来ることを、いろんな人に呼びかけてやつてます。
楽器バンクを取り組んでいて、大震災のときに高校へに楽器を提供したことがきっかけで、それなら演奏させたいと奔走。なんと宮城、岩手、福島の子どもたちをサントリーホールなどで実現したんですよ。
さらに現地で出会ったのが呉服屋さん。高価な着物がダメになったことを知り、その着物をもらい受け、海外に出かける時など持って行ってパッチワーク作りに取り組んでいます。
海外の方は、震災で何もできなかったので参加できたことを喜んでいました。もちろん日本でも。
座布団の大きさで、どんなデザインでもオッケー。必ず作品に一部に震災にあつた着物に一部を使うのが約束です。
鳥の図だつたり、家族の絵だつたり、海だつたり、さまさま。数千点集まり、サントリーホールで生徒たちが演奏する舞台の背景に天井から下げられ、それはみごと。
しおみさん曰く、「この日を忘れない」ために。毎年現地に行ってますが、コロナでなんでも中止になるなか、3・11 現地に行行かれました。
あまり縮こまってはダメ。心にあるのは「Do」。行動することだからです。