好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

東北関東大震災被災者に支援を

「ウィメンズ・ステージ」の読者やフリースペース「すてーじ・刻」の立ち上げに協力してくださった方たち、何人もが被災しています。気仙沼には3人。みんな消息不明でしたが昨日やっと一人、大丈夫だっことを、その方の連れ合いと一緒だったという仙台の方と電話が通じました。
 
もうひとり仙台の方も電話がつながり家が壊れただけですんだのだと聞き、ひと安心。娘さんと二人暮らし。「生きててくれてありがとう」と思わず口に出ました。
 
消息不明の気仙沼の方のひとりは、悩みがあって一度「すてーじ・刻」に来られました。祖父の葬式の帰りとのこと。東京が故郷ということで祖父の遺言だったらしく、家族・親戚の了解を得て、喪服姿でみえました。たくさん話し、「また来たい」と笑顔で帰られたのですがー。
 
たった今連絡がとれたのは仙台でホテル支配人をしている方。やっと今日、水がきたとのこと。ホテルはあちこち傷み、これからお客さんがきてくれるか、不安な声。立ち直るのに何年もかかるでしょうと話していました。九州から家族をおいて単身ホテルの女将として再出発した彼女。やっとここまでやつてきたのに。
「ぜひ泊りに行きます」と電話を切りましたが、復興を支えるには観光としてこれから私たちが足を運んでいくことが必要だと痛感しました。
 
福島の読者ひとりともやっと電話が通じ、彼女の家に被災者の方たちが泊まり込んでいることが判明。無事。原発の不安を訴えていました。
 
福島の看護師さん、今はリタイアしているのですが、原発で避難している方たちの心のケアに行ってくれるようにとの指示があったとのことでした。