昨年、椎間板ヘルニアで手術。右足にしびれが残るため、リハビリを続けていますが、やり方を他人任せにしません。
まず自分の体、症状についてネットや本で猛勉強、「知識なくして治療なし」といい、自分に合うプログラムを独自に作成。やり方に選択肢があるときや疑問が出たときに医師や医学療法士等専門家に質問し、納得した上ですすめます。
かかる医師も、プロフィールなどを調べて自分で指名するので、今かかっている大学病院の医師に「私はあなたに選ばれたんですね」と感心されたといいます。
リハビリといっても通院のときだけでは時間が短く効果は薄い。続けていくためにどう日常生活に取り入れるか、を考えます。
右足を支えるために筋肉をつけなくてはならないのですが、どの筋肉がどんな働きをしているのかを調べ、効果のある方法を探っていくのです。
「最後までやりたいことをやっていくためには、今何をしたらいいのか考える。体が基本だし、具合が悪くなったらどう補うか、です」というA子さん、手術の三か月後には医師が渋るなか海外へ。どうしても撮りたい写真があったからです。
でも無茶はしません。
いつもひとりで旅をし、ホテルもネットで予約していますが、このときは体のサポートを考え、杖を持ち、靴も吟味。奮発して飛行機もビジネスクラスにし、空港では車椅子に徹しました。
こんなこともありました。パソコンがトラブルを起こし、動きません。修理に出せばいいと人はいいますが、一週間、あれこれ人に聞き、調べて直してしまいました。
「やりたいことをするために生きてるんだもの。そのためにどういう準備をするかということ。人に頼ってちゃだめよ」。