好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

集い開く

9月11日、私の主宰する雑誌「ウィメンズ・ステージ」の11回目の読者の集いを、落ち着いた雰囲気の白金甚夢迎賓館で開催。これまで100人規模で開いてきたが、これからはこじんまりと、参加した人たちがちゃんと触れ合えるものにしようと、テーブルに着席。コースの食事付きに。私の乾杯の音頭でスタート。顔ぶれは10年来、創刊以来の読者ばかり。介護中の義父を夫が看るからと、ここに出してくれたというのもうれしかった。それぞれのテーブルで話が弾んだところで「ひとことアピール」。ギャラリーやつてる人、女性・子ども支援、心のうちを。ぜひイベントなんかで使いたいとの声も。「ひとことアピール」で、今やつていることを披露しあったのだが、ほとんどの方が苦しいときがあつたこと、それを超えていまがあることを淡々と話してくれ、胸に迫るものがあつた。続く、「お楽しみ」イベントでは、創刊以来の執筆者のファイリング・コンサルタント小野裕子さんが「ものの整理は人生の整理」と「おもしろトーク」。舞台朗読家の熊澤南水さんの語り「十三夜」はしつとりして、情景が浮かび、泣いている人もいたほど。静かになつたところでソプラノ歌手の山田芳子さんの「百万本のバラ」。続いて、合唱。3時間、たっぷり食べ、心を寄せ合い、元気をもらえる場になつたと思う。この前日にはフリースペース「すてーじ・刻」に、北海道から、そのまた前の日は大阪から読者が泊まりにきていて、「ここは私の隠れ家」といってくださった。ほっとでる場であり、雑誌でありたいと思う。