18日の「女性作家で楽しむ読書室」は作家宮部みゆきの杉村三郎シリーズを取り上げましたが、人が心の深部に持つ暗い部分を描く作品にぞっとしつつ、最近起こっている理不尽な事件と照らして話し合いました。
理屈では分かっているのに、体の中の「毒」に当たってしまう弱さ。だからこれらの作品が読まれるのでしょう。
でも宮部みゆきの作品の底流には、常に庶民のまつとうな感覚が存在しているので、共感できると、魅力が出されました。
それにしても多彩なジャンルの作品があるそとにビックリ。読み進んでみたいとの声がてできました。
次回は作家原田マハ。「暗幕のゲルニカ」を取り上げます。スペインと大戦前のパリの状況にあつて、なぜ、国連本部にか飾られていた「ゲルニカ」が消えたのか。なかなかおもしろそうです、