好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

本を楽しむ

4月22日の「女性作家だ楽しむ読書室」は作家・田村俊子を取り上げました

戦中の女性作家を見ていると、必ず出てくる作家ですが、なかなか手にとる機会のない田村俊子。幸田露伴に師事、26歳のときに『あきらめ』でデビュー。青鞜社の創刊号に『生血』を発表するなど多くの作品がある中で『女作者』『木乃伊の口紅』などを取り上げ…

自分を高めることにこだわったマリリン・モンロー

10月22日の「女性作家で楽しむ読書室」はマリリン・モンローを取り上げました。 『アメリカで一番美しい人ーマリリン・モンロー』(岩波書店)では新しい発見がたくさんありました。 ハリウッドの女優たちの「#MeToo」運動に先駆け、マリリン・モンローも告発…

新刊「あした転機になあれ」の反響続く

愛知県豐田市の中根さんからは25冊の注文かありました。中根さんは第3空間絵画教室や朗読会を開催。生徒さんが絵を描いているときに、本の中からひとつずつ読んで聞かせたところ、多くの方が手にとってくれています。「文が短いのもいいし、書いてあることが…

作家宮部みゆきの本を楽しみました

18日の「女性作家で楽しむ読書室」は作家宮部みゆきの杉村三郎シリーズを取り上げましたが、人が心の深部に持つ暗い部分を描く作品にぞっとしつつ、最近起こっている理不尽な事件と照らして話し合いました。 理屈では分かっているのに、体の中の「毒」に当た…

宮部みゆきを読書室で取り上げます

12:月18 日(土)の「女性作家で楽しむ読書室」は宮部みゆきの第2団として杉村三郎シリーズの中の「誰れ」「昨日がなければ明日もない」「名もなき毒」の3冊を取り上げます。 山梨からも参加してくださる読者の方もいて、なかなか盛況になりそうです。それにし…

生徒さんが本を出版しました。

エッセイ塾で2年かけて書いた作品をまとめています。題名は『私のおしゃべり』。46頁の本です。 日頃思っていること、知らせたいこと、面白いこと。ほんの小さな出来事が短編になって続きます。誰にでも起こること、体の変化、ささいでも、だからこそ共感が…

読書室で上野千鶴子著「在宅死のススメ」をテーマに交流

3月27日、「女性作家で楽しむ読書室」では、上野千鶴子著「在宅死のススメ」を中心に交流しました。 たくさんの参加で、これからをどう生きるかを中心に話が弾みました。上野氏の本では、2人暮らしより、家族と同居より、ひとり暮らしが一番快適だとの統計…

生きるのに遠慮はいらない

27日に「女性作家で楽しむ読書室」を開きますが、取り上げるのが、上野千鶴子の「在宅死のススメ」。なかなか面白い。 「認知症になつたらひとりで暮らせないから」「火事でも出されたら困る」また「どこても排尿してしまつて臭い」などと言われるけれど、言…

読書室、久しぶりに開きました

「女性作家で楽しむ読書室」を25日数ヶ月振りに開きました、取り上げたのは川上未映子。「夏物語」を中心に。 さまざまな生い立ち、生き方の若者が登場。書き分けが見事。 でも文がなかなか難解で、私たち世代には、??が多かつたものの、読後感は、ゾツと…

白骨化した?小野小町

フリースペースの「女性作家で楽しむ読書室」は元司書のCさんの語り口の魅力あってこそ。小野小町にはギョッでした。 その様子をCさんの話から少し。小町が百人一首で後ろ向きに描かれていのは、あまりの美しさに絵師が顔を描けなかったからとか。 でも本当…