1、まず原稿を推敲しての感想
◎ 登場人物を特徴が分かるように書き分けること
◎ 終わり方を恐れずに それまで書いたことのまとめは絶対ダメ
◎ 書きたいことを早くもってくる→何をいいたいか分からないときが多いため
◎ 気持ちを先走って書かない→まとめない→具体的なことを紹介するにとどめる
2、宿題に関連して
予想もつかなかった展開を楽しむ
これが実は文章の本当の値打ち
全部分かって書いているというのもつまらない
分かりきったことを書くだけでは自分も飽きてしまう
面白く感じる気持ちを持つ自分でいたいですね
3、「思ったことを書く」より、「見ていることを書く」
視点が問われる それがエッセイの命です
見たものをどう表現するか。ここで表現の力をつけていく。
どう自分の言葉で考伝えるか、そりためにも言葉をたくさん貯めておきたい
4、現場感覚をどう鍛えるか
向田邦子「どんな小さなことでもいい。毎日何かしらひとつ発見をし、へえ、なるほどなあと感心して面白がっていると、努力も楽しみの方に組み込むことができるように
なる」と話しています。義務感だけで書いていると顔が険しくなるし、、つま 自分の目で見て、聴いて、触れて、匂いを嗅ぎ、味わう。五感の営みを続けること自分の目で見て、聴いて、触れて、匂いを嗅ぎ、味わう。五感の営みを続けることができる場はすべて現場。
街の匂い、人の気配、勢い、感覚を開放してみたい
5、なんのために、なにを、どのように書こうとしているのか
とりあえず必死にそれを考えたい
6、ことばにこだわる
言葉は音の表情
今聞いた音の、今の心理効果
脳学者・黒川伊保子「人の脳の聴覚野と呼ばれる場所は、音を聴くと活性化
して熱を持つ。ところが人は言葉の文字列を見ただけでも、まるで言葉の音
を聴いたかのように聴覚野が活性化することがわかっている。私たちは脳の
中で、常に言葉の音を聴いている。言葉の音の中には普遍的な表情があり、
それは聴いた人の潜在意識に入り込んで、ボディ・ブローのように後からき
いてくる」 言葉の面白さですね
次回から自分が気に入ったエッセイを1本持ってくることにしました。できるだけ
プロのいい作品をえらびましょう。エッセイストの作品ではなく、建築家や物理学
者、画家など、その道を究めている方のエッセイこそ、なかなか楽しめる作品が多い
ようですよ。
今回の講義では、今起きている事態、ウクライナへの理不尽なロシアの侵攻、ウクライナの人たちの苦悩などを見聞きする日々の中、それをどう「書く」ことに入れていくか、同時代に起きていることをきちんと見据えてい大切さに触れました。参加者の中には、ウクライナで過ごした方もいて、この方の体験から、改めてウクライナの人たちの優しさに触れ、暴挙に怒りが湧きました。これまで塾では東日本大震災、コロナ、地震など、時々の社会状況にきちんと向き合って自分の思いを書き合ってきました。、今回も思案しつつ、挑戦します。