好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

「あした転機になあれ」の感想が続々届いています

◎トップの画家・堀文子さんからの直球のストライク(「群れない、慣れない、頼らない」がドスッと胸にのめりこみました。(大分県別府市)

◎(つながっているのは)何かのご縁かなと思いました。元気が出ました。身体第一に頑張りますね。(東京都調布市)

◎一気に読みました。当然ですが、知らなかった人、事がいっぱいありました。素晴らしいご本をありがとうございました。襟を正して残りの人生を大事にします。(愛知県豊田市)

◎とても素敵な本が出来ましたね。どのコラムもとても面白く、いろいろな解説があり、インタビューをよりもっと具体的な裏話(?)があり、興味深く拝見しました。私的には、黒川伊保子さんの「女性脳と男性脳の面白さ」をとても面白く拝読しました。どれもこれも「深読みコーナー」で勉強になりました。それにしても長い間大変でしたね。お疲れさまでした。次に向けて頑張って下さい。(熊本県天草市)

◎本のタイトルが素晴らしい。目の覚める思いです。画家・堀文子さんの、インタビューの様子が、著者の人柄が感じられるようでした。(東京都町田市)

◎発行されていた女性誌「ウイメンズ・ステージ」の、その時々の内容に励まされ、そうした編集をされる編集子さんの感性の素敵さに魅了されていました。だからこそ、インタビューした方々が素直で、心に染みる言葉を話されたのでしょう。たくさんの言葉が残ります。まだ少しは残っている人生のページを開くことになるでしょう。今年1月、母が百歳で他界しましたが、この本でスウェーデンの百歳の方の話がありましたが、私はそれに緑茶を浴びるほど飲むこと、よく歩くことを加えます。次の企画も楽しみです。(東京都中野区)

◎素敵な本をありがとうございます。大事な言葉があって、ついつい赤ラインがいっぱいになってしまいました。ずっと入院。本の中で「我慢の入院でなく、その人がその人らしい生活ができるようなものに」というところがあり、なるほどと思いました。今までは病院のスタッフのいう通りに、おとなしく、いい患者でいるのがいいかなと思っていましたが、隣のベッドの方のように(楽しみがないとやってられないと、趣味の競馬新聞を持ち込んで少額をかけていた)入院生活でも何か楽しみを見つけるということも大事と理解。今まで家でカラーシャンプーをしていたのに、すっかり白髪。でも隣のベッドの人は、家からお気に入りのシャンプーを送ってもらい、お手入れです。いつか一人になったとき、どこでどう暮らすのか、本に出て来る皆さんのように元気で自立し、死を迎えられるよう、しっかり自分の足で生きたいと思いました。(兵庫県尼崎市)

◎(発行されていた「ウイメンズ・ステージ」は、あなたのパートナーが副題)この本は「60歳からのパートナー」にもなりますね。多くの人に手をとって大事にしてもらいたい本です。画家の堀文子さんの「死ぬまで安住してはいけないというのが、私のクセなんです」という言葉にガーンとやられました。私は安住するのがクセ。最後には後悔、でも怠慢大好き。「古い水を捨てなければ新しい水は飲めない」という言葉もズンズン響きました。日本人の美徳とされる無駄な忍耐に一矢をむくいる言葉でした。82歳でブルーポピーを観るためにヒマラヤに登った映像を拝見。ゆっくりゆっくり上っていく光景が目に焼き付いています。ブルーポピーの孤高な姿は、堀さんそのもの。「私はいつも己と一騎打ちしているの」という言葉も心に響きました。きっと堀さんは自分の自由を妨げる周りの古い因習とも自分自身とも一騎打ちしているのでしょうね。堀さんが美術を目指したのは戦争に加担しなくてすむものだからということも、すごい。私も出来るだけ志をもってやっていきたい。ブルーポピーも描いてみたい。自分のために。(福岡県大牟田市)