ここのところ、これからも書き続けて欲しいと、メールやら電話をもらってる。実は、夫が最後に出版してくれた私の著書「あした転機になあれ」の注文がまた殺到し始め、とうとう私の手元の1冊になってしまった。
もうありませんと言いたいものの、ある男性からは、寝たきりの妻に、ある女性の方はほぼ寝たきりなのだが、本を、出会う人ほとんどに勧めてくださり、手元にないのだと言われる。そして先日の電話では「書いてね、やめないでね」の言葉。また書家の方からは「次を待ってるから。ずつと応援してる」と。わざわざ青森から訪ねて来た方もいた。
ありがたい。思いが届くとは、こういうことかなあ。
しかし、増刷するにも夫が最後に作ったものをパソコンで開けなくてはならない。どうしても手が動かず、いつかいつかと日が経っている。
でもどうしても送ってあげたいと、何冊か買っていただいた方に電話して失礼ながら譲ってもらつて発送しているところ。
いつか、書けるようになりたいのだがー。