好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

やっとエッセイ塾を再開

1か月休み、心ここにあらずの日々もありの中、なんとか日常をと、始めました。

 

嬉しいことに、塾の前に、生徒の皆さんが私を囲む食事会を開いてくださった。なかなか言葉の出ない私、気持ちを和らげようとしてくださる。私だけでなく、突然兄や母を亡くした方もいるし、思いを重ねてくださる。もう20年は超えるエッセイ塾だが、書き合う仲間だからこそということも感じますね。

 

夫の服薬の関係で酒類がダメだつたこともあり、私も何年もビールなど口にしたこともなかったものの、「飲みましょうよ」と勉強の前とはいうもののビールの瓶がドン。

 

夫に献杯。実はもうエッセイ塾の生徒さんの本を70冊出していますが、全て仕上げてくれたのは、夫です。私はざっと割り付けするだけ。それを丁寧に原稿もチェックして、間違いを訂正したり、調べなおしたり。よく私に「君、これで編集者なの?」とあきれてました。翻訳、通訳が仕事なのに、私のために独学で本作りを勉強してくれていたのです。

 

夫の最後の仕事は、夫が手がけてくれた私の本「あした転機になあれ」の増刷のための作業。印刷所に原稿を送って、すぐ倒れたのです。その原稿がいまもデスクトップにあります。