スペース「すてーじ.刻」では、いろんな取り組みをすると同時に、スタッフの交流を大事にしています。まずは自分たちこそ楽しむべしと。 9月は箱根へ。ゆっくり散策し、おしゃべりをします。もう観光はいいかなと。ある人は夫が手術、入院の繰り返し、ある人は病で休職中の子どもの心配を、ある人はまだまだ幼い孫の世話を。そして私は夫を亡くしたばかりで、なかなか辛いものがあります。
あるスタッフは「家の事情を話せる仲間が地域にいるのは、とても心強い」と言ってくれました。みんな同じかな。
人生の後半は、楽しみを追いかけるより、その時々の心の迷い、辛さ、憤り、むろん楽しみも、分かち合えるは仲間が身近にいるかどうかが大切なのだと思う。
それには自分も、そういう人でありたいと心掛けることが必要かな。求めるだけでは得られないものがあるはずだから。