好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

エッセイ塾で文集づくり

1月21日のエッセイ塾はここ2年間で書き溜めた生徒さんたちの作品をまとめて文集にする作業をしました。ひとり2、3作。季節のことから体のこと、出会った人たちのこと、つれづれに思うがままに綴っています。全員の作品をそれぞれが好きなように文集に作り上げていきます。表紙も、背表紙も各自の好みで。みんな気に入った広告やカレンダーを用意していました。昔の本のように千枚通しで穴を開けて糸で閉じる人もいて、「そんなやり方もあるのね」と感心する声も。個性のあるものに仕上がっていきます。

 

嬉しいのはちょっとした日々のことを丁寧に拾えるようになっていること。それを楽しむ気持ちでいるようになっていること。書くことは、年齢を重ねていつかひとりになるとき、孤独ではなく、自分を楽しませてくれるものになります。自分を耕す作業でもあるからです。

 

全員の作品を一冊にするともなかなかの圧巻。分厚くなりました。書き続けるからこそ、分かってくることもあって、毎回発見することが増えていますね。うまくなりました。もうエッセイ塾は20年を越えます。私も教わることが多々あり、ありがたい。