読者の皆様、「ウィメンズ・ステージ」50号が出たというのにまだ届かないと思ってらっしゃる方、ごめんなさい。おひとりずつお手紙書いて同封してます。
これまでのお付き合いのことや、集いに来ていただいた方、遠くから訪ねてきて下さった方、泊まりこんで夜遅くまて話した時もありました。そんなことを思いだしていると、とても進みません。
でも、これが最後の発送と思うと、愛おしくて、名前をじつと見つめてしまいます。人生で、これはと思う人に出会え、長く付き合つていけるというのは、すごいことですよね。
通じ合えるものがあり、思いを共有できる。そんな機会があることは生きていく大きな糧となるもの。思い出だけでなく、これからを生きるために大事にしていきたいと痛感します。
私は最近、人生を共に歩いていけると思つていた方をなくし、なかなかショックから立ち直れません。それほど大きな感情を持っていた自分にも驚きました。
家族とは違うけれど、深い愛を感じていたのですね。眠れない日々ですが、いつかなんとかなると思ってー。息子を亡くした時を思いだしてしまいました。
人生の後半になっての別れは立ち直りに時間がかかります。大事な友がいたら、心より思いやりを持って大切にしていきたいですね。それがこれからを生きる私たちにどれほど大切なものか、今身にしみていますから。