好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

42年も毎年お墓参りしてくれる先生

8歳で癌で亡くなった長男。その当時通っていた学童保育所にはちやんと先生がいて、おやつも手作り、キャンプも、夏祭りもあって、親と先生が一緒になつて子どもにいいことはどんどんやつてました。今は先生は配置されてなくて制限山ほどのようですが。

そのころ先生だつたのが、男の子みたいに活発で、子どもたちが大好きだつたK先生。短髪でバイク。かっこいいの。

子どもたちとは兄弟みたいな感じで、親の私たちとも友達みたいな雰囲気で、それは楽しい学童でした。

そのK先生は、息子が亡くなってもう40年を超えるのに、毎年盆と正月近くには墓参りをして下さつているのです。

夫が亡くなって気分が落ちこんで、とても外には出られなかった時も、今年なんか、孫がインフルで預かることになり、またもや墓参りできずにいたら、先生は友達と2人で掃除もしてくれ、お酒、ビールが並んでいた。花も正月用にとても華やかなのです。

もう42年にもなろのです。我が家では長男が亡くなって以降、元旦に長男の墓参りして、1年が始まるので、今年も元旦に行ったら、もう先生たちがお参りに。ラインでお礼を伝えたところ、「年2回の墓参り続けて行きたい。今年も任務終了」の文字。ありがたい!