ひとりごとです。
勇気、元気、のん気。これからはこれでいきたい。おおげさな目標は持たず、他人のものさしに縛られず、苦手なことはできるだけ避けます。気持ちいいことだけ、自分のスタイルでコツコツと続けます。
キーワードは「ゆるさ」。「自分らしい」なんて考えません。こうなくっちゃという思い込みを捨てると、なんて自由なことか。
そして自分に甘く、人にも甘―くありたい。ふだんから人に甘くしていると、言いづらいことも正直に話せるはず。やさしさは生活の基本なのです。
考えてもどうしようもないこと、取り返せないことは、それも含めて「私」なんだもの、仕方ないと開き直ってしまいましょう。
好きな茶碗がもし欠けたらボンドでくっつけませんか。直したんだという要因に愛着が増します。旬の素材をシンプルな方法でたくさん食べましょう。お金をかけずに手をかけるのです。
モノも人も空間も手をかけ目をかけ、声をかけ、いかに深く関わるかではないでしょうか。
何か欲しくても納得するものが見つかるまでは不便なまま過ごします。すると愛着のないものが生活に入り込むことがないので心穏やかにいられ、だんだんほしいものを忘れてしまうから不思議です。
あるものを活かして暮らすことが好きです。目の前のモノをいかに楽しむかということでしょう。なかなか掃除は行き届きませんが、脱いだ靴はキチンと揃え、玄関だけはきれいにしておきます。
自分が試して、感じて、失敗して、あきらめたりやりきったり。この連続で自分に合う暮らしができるのだと思います。
将来への不安もあるけれどぜいたくをしなければ生活はどんなふうにしても楽しめます。そういう目で見ていれば、ですが。
老化現象はごく自然の流れ。人は死ぬものなのですから、これでいいのです。
来たか来たかと親しい友人が来たごとく受けとめてやりたい。
とはいうものの、私なぞ昨今の菅政権のあまりにお粗末なコロナ対策に、ガックリ。とてもそうかそうかとは言ってられないなあ。