好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

「カフェ・刻(とき)」で交流

4月8日、スペース「すてーじ・刻」で、「カフェ・刻」を開き、会場となったわが家のリビングは満員。これはいわば喫茶。でもちょっと違うのは、お茶するだけでなく、ちょっといい話を聞き、交流し合うこと。この日は私が取材の中で出会った女性たちから学んだ「生きるヒント」のようなものを1時間披露。画家は「1ミリでも成長したいから過去は見ない」、詩人の「世の中には?と!があればいい。これはどうしてなんだろう、なぜなんだろうと思うことが重要なのだということ」、大学教授は「古典とは現代の価値観も変化していくということを教える」、評論家は「女性には厳しい時代だが、50年単位でものを見ていきたい。50年経てば世の中は変化している。ただし変えようと思えばね」等の言葉を紹介。続いて手作りのお菓子でティータイム。その後はザックバランに交流。原発のこと、お墓のこと、夫婦のこと、近所のいさかいから、NHKドラマのことまで幅広く話が弾みました。ひとり芝居をやつている方からは、公演で続けている残留婦人の問題を紹介してもらいました。彼女は「戦争体験をした人が高齢になつている今、語り続けること、あの戦争で何が起こったのか知らせることが務めだと思う」と訴えました。参加したのは40代から70代。ある参加者は「知的刺激を受けることができた」と喜んでいました。次回は6月10日。女性のいろんな生き方について交流する予定です。気軽においでください。