エッセイ塾開く
4月14日は、「描写と説明の違い」をやりました。なぜ自分のエッセイが面白くないのか。よくよく考えてみると、説明になっていることが多々ありますね。エッセイは描写なのです。描写とは何か。自分の思い、感性でものを見ること、つまり風景も何を言いたいかがあって、それを伝える風景でなくてはだめなのです。なんか難しそうですが、なんということはありません。自分の思いを伝えるのがエッセイなのですから、自分の感性を磨く、伝えるべきものを深めることしかありません。ボワーと暮らさないで、ちょっと目力ほ入れて物事を見つめてみようということ。それを自分の言葉で綴ればいいわけです。今回は生徒さんのひとりが本『私の雑記帳』を出版したので、紹介してもらいました。日常のこまごましたことを、笑いとちょっぴりの憤慨と、あきらめと、そんなのがまざった秀作です。書いたのは81歳の方。3冊目ですよ、すごい。書くべきものがあるというのは感動モノです。