好奇心のまま~瀬谷道子が見つけたこと

インタビューしたり取材して、はっとしたことを紹介。いいこと、楽しいことはまだまだこんなにあるよ

2021-01-01から1年間の記事一覧

学ぶということ

エッセイ塾の生徒さんらの出版が続いている。コロナ禍で、書くことに集中できているというか、今だからまとめておきたいという思いがあるのだろう。この機会を生かして、ぜひ「自分」を書き続けてほしいと思う。 原稿を読んでいると、新しい出逢いがあり学ぶ…

95歳の人形作家

手編み人形 手編み人形作家の柿原寿恵さん(95)の個展へ。人形はたった1本の糸で編み込んで仕上げるもの。胴体部分、鼻や手指。さらに洋服、靴、帽子まで。色合いが薄く淡い上、目や口は刺繍で線描きのようにしているため、穏やかで優しい表情の人形です。 …

95歳の人形作家

手編み人形作家の柿原寿恵さん(95)の個展へ。人形はたった1本の糸で編み込んで仕上げるもの。胴体部分、鼻や手指。さらに洋服、靴、帽子まで。色合いが薄く淡い上、目や口は刺繍で線描きのようにしているため、穏やかで優しい表情の人形です。 テレビドラマ…

自分の中の変化

「ウイメンズ・ステージ」の読者から嬉しいメールが届きました。北海道から。 私が出版した17人の女性の生き方を取材した『50歳からを生きる』を読んだ感想でした。 取材したひとりが映画監督の松井久子さん。彼女がアグレッシブな生き方を選択し ている…

ほつかりする話

エッセイ塾で、ほんとに嬉しい話がありました。 ある生徒さんの作品に、みながすごい笑顔になつたのです。その方の住むマンションに越して来た30代くらいの女性が、引越しの挨拶に訪れたとのこと。3歳くらいの女の子を連れていました。 挨拶があつただけでも…

読書室で上野千鶴子著「在宅死のススメ」をテーマに交流

3月27日、「女性作家で楽しむ読書室」では、上野千鶴子著「在宅死のススメ」を中心に交流しました。 たくさんの参加で、これからをどう生きるかを中心に話が弾みました。上野氏の本では、2人暮らしより、家族と同居より、ひとり暮らしが一番快適だとの統計…

生きるのに遠慮はいらない

27日に「女性作家で楽しむ読書室」を開きますが、取り上げるのが、上野千鶴子の「在宅死のススメ」。なかなか面白い。 「認知症になつたらひとりで暮らせないから」「火事でも出されたら困る」また「どこても排尿してしまつて臭い」などと言われるけれど、言…

嬉しいお便り

50号の発行の後もあたたかいお手紙などが届き、ありがたい日々。今日は滋賀県の方からこんなはがきが届きました。 「いつも鞄に入れて、職場の休憩時間や友人との待ち時間などに、読みたいところから、開いたページから飲み進み、毎号楽しみにしていました。…

「女性作家で楽しむ読書室」やります

3月27日(土)14時から16時。今回は、上野千鶴子著「在宅ひとり死のススメ」を中心に、おひとり様の老後がテーマ。 こんな感じの本が、今、山程出版されているけれど、果たして自分はどうしたいのか。どうなるのか。なんとなく頭のスミにいつもある不安な思い…

自分の体のことは自分で決めたい

市のガン検診でちょっと異常あり。その後の検査で大丈夫だつたのだが、「定期検査はしない」との友人もいる。 彼女は体に異常が見つかつたものの、「すぐ摘出した方がいい」と慌てる医師に、「そのままにしててください」と、無理に手術はしないことにしてい…

エッセイ塾の生徒さんが出版します

エッセイ塾の生徒さんのひとりが脱稿。2年分の原稿をまとめました。表紙の写真はお連れ合いが撮るそうです。題名は『見上げれば青い空』。最初に出て来るのがコロナのこと。コロナ禍の中で何を考え、どうしたのか。せっかく簡素に暮らそうと引っ越ししたのに…

地震の影響がすごい!

昨日の地震のことで、福島に住むウィメンズ.ステージの読者の方に安否を尋ねたところ、大変な事態になってました。 梨農家で、大震災後も除染しつつ再開に努力している方は「電子レンジが3回転して飛んで行った。本棚も全て倒れ、冷蔵庫も。当初は水道も電気…

見て見ぬふり

森会長の女性蔑視発言は、今に始まったことではなく、以前も、子どもを産まない女性に税金を使うなんておかしいみたいなことも言っていました。 こんな人物がトップにいるのが日本なのでしょう。当たり前のように、世界からの抗議が殺到。こんなわか国に、怒…

自分史をかきませんか

エッセイ塾ではこれまで60冊の本を作りました。エッセイを書くことを勧めているのは、特に60.70代の方では今の時代では考えられない体験をしているからです。今、自分史を書いている方は京都に住む70代の元保母さん。昔は保育園がなくて、親たちが自主的…

小さなことに心よせて

1月のエッセイ塾は、コロナ禍の中、気持ちまで縮こまらせないで、この機会だからこそ、しっかり見つめて、感じていこうと交流しました。 またまだ続くコロナとのたたかい。政府の不手際、後手後手の対策に怒り沸騰ですが、だからといつて、自分をダメにしな…

ごきげんは自分で作るもの

年末から体調をひどく崩し、やっとなんとか復帰中です。雑誌を送るときに「ブログ見てね!」と言っておいて申し訳ない。更新できる状態ではなかつたのです。 雑誌の発送がほとんど終わったときで、それがありがたかった。またやつと元気になった今、増刷分が…