勇気、元気、のんき。これからはこれでいきたい。 おおげさな目標は持たず、他人のものさしに縛られず、苦手なことはできるだけ避けるて通る。気持ちいいことだけ自分のスタイルでコツコツと続けます。 キーワードはゆるさ。「自分らしさ」なんて考えません…
10月22日の「女性作家で楽しむ読書室」でマリリン・モンローを取り上げ、 特に『アメリカで一番美しい人ーマリリン・モンロー』(岩波書店)では新しい発見がたくさんありました。 今まで持っていたイメージとあまりに違います。生まれながらに家庭のあたたか…
ものを書くにはユーモアがなくては面白くないし、読んでいて「ほっとするなあ」「きっといいことあるかも」という暖かな気持ちがもらえなくてはつまりません。人の心をゆするのはそうしたハートです。1994年、高校生がつづった一行詩「父よ、母よ」がテレビ…
先日開いた「女性作家で楽しむ読書室」は海外文学を日本に紹介した作家を取り上げました。「クマのぷーさん」の石井桃子、「赤毛のアン」の村岡花子、「小公子」の若松賤子ですが、どの作家も女性が一人の人として認められていない時代にあり、もがきつつも…
年齢を重ねて決めたこと。暮らしの引き算、人との足し算、家族との割り算です。 やっかいなのは引き算。 ある年齢になってから「したいこと」しかしない生き方に切り替えました。小さなことも納得のいかないことには同意せず、文句は言わないけれど、しない…
「私の三丁目の夕日」という作品を宮城県のAさん(72歳)が送ってくれました。映画にもなった「三丁目の夕日」。昭和30年代のノスタルジックな思い出の町に、心が喜ぶと言います。 Aさんの実家は印刷所でした。近所の人は「かっぱん屋」と呼び、「なぜカッパ…
今はまだまだ体力も頭もそれなりの熟年世代。とは言いつつ、80代で本が出版できるかとと問うなら、疑問です。 今月、私が出版を手掛けたのは、エッセイ塾の生徒、Oさん(84歳)。3冊目です。 最近、体調を崩してお休みが続き、「もう来れないのでやめる」と言…
人を動かすのは言葉です。どんなに相手を思っていても、伝えなければ分かりません。そのひとことが人生を変えることがあります。 Eさんの「ひとこと」は、母を亡くしたときにもらった知人の手紙と、その頃たまたま目にした詩でした。 実家は阪神淡路大震災の…
エッセイ塾では生徒さんに学ぶことが多々あります。世代が異なることもあり、自分では思いもつかない視点に出会える面白さがあります。 エッセイの作品づくりには、平凡の中に非凡さを見つけることが肝要で、常識的な見方をいかに転じてみせるかが勝負どころ…
夫が亡くなって4か月。やつと現実の風景が見られるようになつたと、感じます。ただただ平常心で、夫のことはそのままに、以前のようにあれこれ動き、書き、話しています。 そんな日々の中、やはり料理を運んでくれていた友人のすごさ、頭が下がりますね。月…
不思議なほど食に対する関心がなくなつた。飲み物だけですましていたり、固形物が取れない。というより必要としない感じになる。 何日もそんなことが続くと、やれ食べろ、体が持たないからと、食べることを強要される事態が出て来る。 体が要求しないんだか…
ほんとに辛くてたまらないときは、ある音楽を聴いて、ガッチリ泣くといいのだと話したAさん。先日、私を心配して来てくださつたとき、その音楽を教えてくれた。 カツチーニの「アベマリア」とウクライナの歌手ナターシャの歌。体にジーンと応えていくのが分…
長野でほぼ自給の暮らしをしている友人からハガキが届きました。NHKFMで大好きなチェロ奏者パブロ・カザルスの「鳥の歌」をたまたま聴いて、ふと気がつくと私と聴いていたとのこと。 肩と肩がほんの少し触っていて私の体温を感じていたのだと。互いの心が振…
鹿児島県大島郡の男性が、この本を県の図書館に依頼して、目の見えない方たちにも読んで欲しいと、申し込んでくれました。 お礼の電話をすらと聴いていたところでした。まだ若い方のよう。嬉しいですね。
1か月休み、心ここにあらずの日々もありの中、なんとか日常をと、始めました。 嬉しいことに、塾の前に、生徒の皆さんが私を囲む食事会を開いてくださった。なかなか言葉の出ない私、気持ちを和らげようとしてくださる。私だけでなく、突然兄や母を亡くした…
やっと書ける気持ちになりました。5月末、突然、夫が亡くなりました。74歳。 その日、久しぶりに遠方の孫の運動会に行き、娘家族と戻って来て、賑やかに夕食。2階に上がり、私の本のことをパソコンでやってもらい、私は下に降りてしばらくして夫の部屋を覗…
先日、私の著書『あした転機になあれ』を読んだ方から長い手紙が届きました。お連れ合いが病いで寝込んでおられ、それもとても厳しい状態なのです。 もし、最悪なことが起きたら、一人で生きていけるのかと〜。 こんな状況なのに、わざわざ手紙を書いて投函…
出版した「あした転機になあれ』の表紙が額に入りました。なかなか素敵ですよね。 表紙を描いてくれた書家の森谷明仙さんが作ってくれました。 日々、感想が届き、胸が熱くなります。その一部。「気持ちをズンとつく言葉がありました。内容もさることながら…
スペース「すてーじ・刻」ではスタッフの交流を大事にしています、名づけて「ときどきの会」。ときどきやるからです。 いろんな取り組みをするだけでなく、自分たちも楽しもうというわけ。 4月17日はミニライフを楽しみつつ、ランチ。コロナ禍になつて久し…
愛知県豐田市の中根さんからは25冊の注文かありました。中根さんは第3空間絵画教室や朗読会を開催。生徒さんが絵を描いているときに、本の中からひとつずつ読んで聞かせたところ、多くの方が手にとってくれています。「文が短いのもいいし、書いてあることが…
新刊「あした転機になあれ」 新刊「あした転機になあれ」を読んだ感想が続々届きます。同感するやら、こんな気持ちで読みすすめて下さったのかと、胸が熱くなります。 今朝届いた感想は、兵庫県尼崎市のAさんからで「まずアホになろう」という章について。 …
新刊「あした転機になあれ」 新刊「あした転機になあれ」を読んだ感想が続々届きます。同感するやら、こんな気持ちで読みすすめて下さったのかと、胸が熱くなります。 今朝届いた感想は、兵庫県尼崎市のAさんからで「まずアホになろう」という章について。 …
1、まず原稿を推敲しての感想 ◎ 登場人物を特徴が分かるように書き分けること ◎ 終わり方を恐れずに それまで書いたことのまとめは絶対ダメ ◎ 書きたいことを早くもってくる→何をいいたいか分からないときが多いため ◎ 気持ちを先走って書かない→まとめない→…
◎トップの画家・堀文子さんからの直球のストライク(「群れない、慣れない、頼らない」がドスッと胸にのめりこみました。(大分県別府市) ◎(つながっているのは)何かのご縁かなと思いました。元気が出ました。身体第一に頑張りますね。(東京都調布市) ◎一気に…
〇いいですねえ。とっても素敵な本です。読めば読むむほど。心に響きます。笑ったり、感動で泣いたりしながら読んでいます。泣くと涙でメガネが曇って読めなくて。 今まで数回読んだので、今度からは赤ペン入れて熟読する予定です。明日への力をもらえます。…
『あした転機になあれ』の反響がとてもいいのです。買った方が友達の誕生プレゼントに、妻を亡くした方に、病気が重くなってしまった友人にと、贈っていました。 「手にとりたくなる」と言われ、カバーの色合いも惹かれる原因のひとつのようでした。裏表紙の…
> 題名は本書を読んで何か参考にしてもらい、いいことがあるといいなあという思いで付けました。> 25年間発行してきた「ウィメンズ・ステージ」でインタビューした女性たちの他、新聞記者をしていたときのインタビューもまじえて掲載。いい言葉というより、…
何回見ても誤字、脱字。名詞の誤り。本をつくるというのは、こんなこととの格闘です。 こんなあとがきを書いたところです。 「世界が100人の村だつたら」を訳した池田香代子さんのインタビューを少し載せました。 「幸せとは、自分が生まれ育ったところ、…
昨夜も午前3時まで仕事。1月に入ってこんな日々。2月末には出版しますので、ご期待下さい。 今回は25年間、雑誌を編集する中インタビューした女性たちの、惹かれる言葉についてまとめました。 いい言葉がたくさんあり、コロナ禍だけにぜひ読んでほしい。…
2年間書いた作品をそれぞれが本にまとめました。塾では自分の作品を自分で本に仕上げていきます。 表紙にカレンダーの絵を使ったり、布地のもの、昔懐かしい柄を使ったり、糸で綴じ締めたり、この日の朝まで格闘していた仲間もいました。とにかく工夫がいっ…